生まれたばかりの雛ちゃん。
ぷりぷり ぷりりん
お尻を振るのが得意です。
今日は、初めてのお散歩。
ぷりぷり ぷりりん
歩いて行くと、色々な友達に出会いました。
生まれたばかりの雛ちゃん。
ぷりぷり ぷりりん
お尻を振ってお散歩です。
ひらひらしたものがやって来ました。
「あなたはだあれ?」
雛ちゃんが言いました。
「私は蝶々。
ひら ひら ひら」
雛ちゃんは、お尻を振ってご挨拶。
「あらあら、可愛いお尻。又会いましょうね」
蝶々は、ひらひら飛んで来ました。
雛ちゃんが、
ぷりぷり ぷりりん 歩いて行くと、ぴょんぴょんしたものに会いました。
「あなたはだあれ?」
「僕は蛙。ぴょん ぴょん ぴょん」
「私は雛ちゃん。ぷりぷり ぷりりん よろしくね」
「一緒にジャンプしようよ」蛙が言いました。
ぷりぷり ぷりりん
ぴょん ぴょん ぴょん
ぷりぷり ぷりりん
ぴょん ぴょん ぴょん
「可愛いお尻だね。楽しかったよ。じゃあ、またね~」
蛙は、ぴょんぴょん飛んで来ました。
雛ちゃんは、ちょっと一休み。
ぷりぷり ぷりりん
お尻を振って座ろうとしたそのときです。
「わわわわわあ〜」
小さな声がしました。
「あなたはだあれ?」
「僕は蟻です。
潰されるかと思って、びっくりしたよ。」
「私は雛ちゃん。ぷりぷり ぷりりん よろしくね。一緒にお昼寝しましょう。」
雛ちゃんが寝転んでいると、突然、にょろっと何かが出て来ました。
「あなたはだあれ?」
「にょろにょろ〜。蛇だぞお!」
「私は雛ちゃん。ぷりぷり ぷりりん よろしくね」
雛ちゃんは、お尻を振ってご挨拶。
「ははははは〜雛ちゃん、気に入ったぜ。また会おう」
しばらく行くと、大きな池がありました。除いて見ると、ほわほわしたものがいます。雛ちゃんがお尻を ぷりぷり 振ると、池のほわほわさんも ぷりぷり 動きます。
「あなたはだあれ?」
ぷりぷり ぷりりん ぷりぷりりん
ぷりぷり ぷりりん ぷりぷりりん
雛ちゃんがいくらお尻を振っても、ほわほわさんは答えません。
「ぐわっ ぐわっ ぐわっ」
その様子を見ていた家鴨が、笑いました。
「あなたはだあれ?」
「僕は家鴨だよ」
「雛ちゃん、池に映っているのは君だよ」
雛ちゃんは、びっくりしました。
「えっ、これが私?」
ぷりぷり ぷりりん ぷりぷりりん
ぷりぷり ぷりりん ぷりぷりりん
「本当だ、雛ちゃんだ〜」
雛ちゃんは、大喜び。
雛ちゃんは、おうちに帰って来ました。
「お帰り、雛ちゃん」
「お母さん、あのね・・・・・・。
池のほわほわさんが雛ちゃんだったんだよ。それでね、えっと、えっと、えっと・・・・・・」
雛ちゃんは、なんだか眠くなってしまいました。
「あら、あら、まあ、まあ。お休みなさい。雛ちゃん」
可愛いお尻も すやすや ぷりりん。