紅葉
色染めの餡を型抜きして作った、端正な姿の生菓子。秋の深まりを目と舌で味わう。
紅葉狩り
日本には、古くから紅葉の美しさを愛でに野山へ出かける「紅葉狩り」の習慣がある。秋が深まり、木々が紅や黄に染まると、多くの人々が山や寺院、神社などへ紅葉狩りに出かける。紅葉の名所が数多い京都の中でも、東福寺は渓谷を埋める紅葉の美しさで知られる。
七五三
男児は5歳、女児は3歳と7歳のときに、子どもの成長を祝う行事。この日、親は盛装させた子どもを連れて神社に参拝する。七五三に欠かせないものが、「千歳飴」。子どもたちが手に持つ袋の中に細長い千歳飴が入っている。飴をひっぱるとのびるように「寿命がのびる」という縁起物。
自由と平和を愛し、文化を奨める日として制定された国民の祝日。この日は文化の発展に尽くした人に文化勲章が皇居で贈られる。
12~18日(2005年)(旧暦の10月11日~17日)神在祭(出雲市・出雲大社)
出雲大社で行われる祭り。八百万といわれる日本の神々は旧暦10月10日に出雲に集まり、話し合いをするという。反対に出雲以外の地域には神様がいなくなるので、一般には10月が神無月と呼ばれる。
酉の市
11月の酉の日(十二支を日にちにあてたもの)に各地の神社で行われる祭礼。市が立ち、富や幸運をかき集めるといわれる、飾り立てた「熊手」が売られる。