水ようかん
寒天と餡をようかんより少なめにして作る水ようかんは、水分が多く、のどごし爽やか。暑い季節でも食べやすい。
五山の送り火(京都市)
16日の夜、京都を取り巻く山々では、祖先の霊を送るため、文字や船などをかたどった火が灯される。中でも大文字山の「大」の字が最も有名で、この行事全体が「大文字焼き」とも呼ばれている。
青森ねぶた(青森市ほか)
重さ4トンにもなる、和紙の人形「ねぶた」の周りを「ハネト」と呼ばれる踊り子が乱舞する。「ねぶた」の迫力と6日間で延べ20万人にも及ぶ「ハネト」の熱狂はすさまじい。
温泉街を流れる湯川の浅瀬に大きなやぐらを組み、その周りを民謡に合わせて、温泉客や芸妓が踊る。
山鹿灯籠まつり(山鹿市)
美しく飾り付けられた金の灯籠を頭にのせ、1000人の艶やかな女性たちが優雅な盆踊りを披露する。見る人々を幻想の世界へといざなう。
阿波踊り(徳島市ほか)
8月12~15日までの4日間、徳島市内の目抜き通りは、にぎやかなお囃子とともに練り踊る阿波踊りのパレードで一色となる。
秋田竿灯まつり(秋田市)
十数メートルの長い竹竿に無数の提灯を灯し、男たちが夜の街を練り歩く。腰に肩に軽やかに竹竿を差し上げ、見るものを魅了する。
よさこい祭り(高知市)
1954年、不況の中、街に活気を取り戻そうと高知市で生まれた。今や全国各地に広がっている。現在はロックやサンバなどをアレンジして、大勢の若者が参加する祭りになっている。
6日 広島原爆記念日
1945年8月6日午前8時15分、世界で初めて原爆が投下された。その年の12月までに、約14万もの命が奪われた。毎年この日は、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を願い、平和記念式典が開かれている。
7日頃 立秋
厳しい夏の暑さが少しやわらぎ、夜には涼しい風も感じられて、秋の訪れが意識される時期。しかし日中は、まだ残暑が厳しい。
9日 長崎原爆記念日
広島から3日後、今度は長崎に原爆が投下された。投下された年の死者は7万4000人、負傷者7万5000人(長崎原爆資料館調べ)。広島同様、毎年この日は、平和記念式典が開かれる。
24日 地蔵盆(京都市)
京都の町の各所で見られる、5000体ともいわれる地蔵を祭る、お盆の行事。地蔵は子どもを守るという言い伝えから、子どもを中心にした催しが多く行われる。